キャンプギア

【キャンプで燻製デビュー!】100均だけで簡単にお手軽燻製体験!!

燻製の写真

「キャンプにも慣れてきたし、今度は燻製でもやってみようかな!」

「試しにが燻製やってみたい!まずは気軽に始めてみたいな。」

そんな方に朗報です!!

筆者も最初は、「気軽に燻製をやりたい」という思いから、SOTOの燻家を使ったことがありますが、使い方が悪かったのか、段ボールが燃えてしまった経験があります。(笑)

そんな筆者、ある日ふと思いました。

「100均のものだけで、燻製できんじゃね??」

そう思いながら、100均に足を運び、店内を練り歩いてたら、見つけました!!

100均にあるものだけで簡単に、お手軽燻製が楽しめます!

燻製を始めたい方におすすめしたい100均燻製道具をご紹介します!

1 キャンプで燻製が簡単にできる100均道具2選

1-1 アルミ鍋(22cm)

出典:ダイソー公式

 

1つ目は、ダイソーのアルミ鍋(22cm)です。一つ500円とダイソーにしては少しお高めですが、歪みやがたつきもなくしっかりしているので、ガシガシ使えます。

商品サイズ 8.1cm×24.4cm×20.4cm
内容量 1個入り
用途 直火使用OK、茹で物、煮物
価格 500円(税込550円)
備考 鍋と蓋はセットです。

商品名は22cmとなっていますが、取手を含めたサイズは24.4cmで、鍋の内径は20.4cmとなっています。

アルミでできているので、落としたりすると多少へこみますが、燻製をするのに何も問題はありません。

燻製をやるとチップの匂いが多少鍋に残ってしまうので、一度使ったら、燻製専用の鍋にすることをおすすめします。

このアルミ鍋に、スモークチップを入れて使用します。

1-2 ステンレス浅ザル(油切皿23cm)

出典:ダイソー公式

2つ目が、ダイソーのステンレス浅ザル(油切皿23cm)です。

商品サイズ 23cm×2.8cm×23cm
内容量 1個入り
材質 ステンレス鋼
用途 油切ザル、水切ザル
価格 200円(税込220円)

ステンレス製の油切り用のザルなのですが、これが食材をおくのにちょうどいい!

深さも3cm近くあるので、気にすることなく食材を置けます。あんまり分厚いと蓋が閉まりません。

なんとこのザルがアルミ鍋にシンデレラフィット!!

、、!?これでいいじゃん!!となりましたね(笑)

ステンレス製でお手入れが楽なのもうれしいところ。

燻製で使った道具って意外と煙で汚れるんですよね。

スポンジでサッと洗い流すだけで汚れが落ちます。

ザルの耐久性ですが、このザルを1年半くらい使っていますが、歪んだりする気配は全くありません。

すごく丈夫なので、まだまだ使えそうです。

2 そもそも燻製って?

燻製とは?

燻製とは、食材を煙で燻して風味をつけるとともに保存性を高める調理法のことです。燻すことによって、煙を食材に浸透させ、水分を蒸発させることによって保存性を高めます。

また、燻す前に塩漬けをすることで、食材に含まれる水分を追い出したり、保存効果をさらに高めることが可能です。

ただ昨今は、冷蔵庫等の発達によって食材の保存効果よりも風味づけや熟成できることの方が注目されています。

燻製の種類:「熱燻」「温燻」「冷燻」

燻製は温度の違う3種類の燻製方法があリます。

熱燻

熱燻」は、温度を80度以上まであげ、熱源を食材に近くして燻す燻製方法です。

燻す時間は他の燻製方法よりも短く、10分〜1時間程度で仕上げることができ、簡単におこえるので、キャンプやBBQで楽しむのに向いています。

やり方は、スモークチップをガスコンロや電熱器で熱し、その煙を使って食材を燻します。

燻す時間が短いので食材の水分が失われにくく、ジューシーな食感に仕上がります。

温燻

温燻」は、30〜80度の温度で食材を燻す、最もポピュラーな燻製方法です。

やり方は、スモークウッド(スモークチップを固めたもの)に直接火をつけて、その煙で燻します。燻製時間は数時間から1日程度かかるものまで。

温燻の特徴は、熱燻よりも長時間燻すため、食材の約半分の水分が抜かれ、5日間程度の保存ができることです。

冷燻

冷燻」は、15〜30度ほどの低温で長期間燻製をかける方法です。

外気温との兼ね合いを考えた温度管理が必要なため、上級者向けの燻製方法になります。

冷燻の特徴は、長時間かけて食材の水分を抜くので、食材の長期保存が可能なことです。

また、食材に熱を通さずスモーキーに仕上がるのでスモークサーモン作りに適しています。

3 燻製のやり方

それでは、100均で手に入れた道具を使って燻製をしていきましょう。

初心者でも簡単にできる「熱燻」のやり方を紹介します。

1 鍋にスモークチップ入れ、熱源で熱する

熱燻ではスモークチップを使います。

お好みのスモークチップを用意して鍋に適量いれて熱します。熱している間、蓋は閉めておきましょう。ザルはよけておきます。

チップの量はどれだけ香りをつけたいのかによりますが、何回か試して自分の好きな量を見つけましょう。まずは少ない量から試してみるのが良いでしょう。

筆者はだいたい写真くらいの量で燻製しています。鍋の真ん中に少し盛るくらいの量です。

少ないと感じたら、そのつどチップを足すようにしています。

スモークチップにもそれぞれ種類があるので、次の表を参考にしてみてください。

サクラ 最も一般的なチップ。やや香りが強く、癖のある食材向き。豚肉や羊肉といった肉系や魚と相性が良い。初心者におすすめ
リンゴ サクラよりもマイルドな香り。白身魚や鶏肉といった淡白な食材にぴったり。
ブナ ヨーロッパのスタンダード。ハムやベーコンなどに使用される。色つきがいいので魚系にも適している。
ナラ クセがなくやさしい香りをつける。ブナと同じく色つきがいい。魚やチーズにおすすめ。初心者におすすめ
クルミ 香りにクセがなく、色つきもほどよい。幅広い食材に使える万能タイプ。
ヒッコリー 北米では一般的な燻煙材で、強い香りが特徴。ベーコンやサーモン、チーズといった食材と相性がいい。
メープル ほのかに甘い香りをつける。クセがなく、初心者にもおすすめのスモークチップ。
ウィスキーオーク ウィスキーの古樽を使ったチップ。ウィスキーの香りとほのかな渋みは淡白な食材によく合う。
ブレンド いろいろな素材のチップを混合したもの。数種類の広葉樹、サクラやメープルなどの種類がある。

筆者はオーソドックスなサクラを使用していますが、自分のお気に入りのスモークチップを見つけるのも楽しいですね!

2 煙が出てきたら、ザルに食材をおく

スモークチップから煙が出てきたら、ザルに燻したい食材をおき、鍋にセット。3分ほどで煙が出始めます。

鍋が熱くなっているので、鍋を触るときはグローブなどをつけるようにしましょう。

食材を一口サイズにカットしておくと、短い時間で香りがつきやすくなるのでおすすめです。

3 少し待つ

燻製の時間は、お好みなりますが、5〜10分くらい燻すと程よく香りがつきます。

状態を確認しながら燻しましょう。

4 完成!!

程よく香りがついたら、完成です!!

4 燻製におすすめの食材5選

1 ベーコン

王道ですが、やっぱり美味しい。ビールやハイボールがよく合います。

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そのままでもベーコンの旨味を十分に楽しまめますが、マヨネーズ&七味マヨネーズ&黒瀬スパイスが最高!!

ビールが水にように消えてなくなります。

2 ソーセージ

間違いなく美味しい。安いソーセージでも美味しくなります。

皮がプリプリで、中から肉汁があふれる感じになります。

けっこう熱いので注意が必要です。

3 チーズ

燻製の香りを楽しめます。ちょっとかじっただけでも、香りが口いっぱいに広がるので、香りを存分に楽しみたいならチーズがおすすめです。

もちろん、お酒とも合います。ワインやウイスキーなんかがいいかもしれません。

4 うずらのたまご

美味しいです。ちょっと水分が少し抜けるので若干硬くなりますが、その硬さがやみつきになります。マヨネーズ&七味がおすすめです。

筆者はスーパーで売っているうずらの水煮を使っています。水を切って燻すだけで簡単なのでおすすめです。

うずらも味が淡白なので、燻製の香りを楽しめます。

5 ベビースタードデカイラーメン

出典:おやつカンパニー公式

変わり種です(笑)

もともと味がついていますが、燻すことによってさらに香ばしくなります。もともとのしょっぱさと燻製の香りが相まって、ビールが止まらないおつまみになります。

騙されたと思って食べてみてください。意外とおいしいですよ!

5 手軽に燻製を始めよう!!

今回は、気軽に燻製を始めてみたい方向けに、100均だけで揃う燻製道具をご紹介しました。

鍋とザルだけで770円(税込)!!試しにやってみるにはもってこいです。

キャンプ料理の幅がグッと広まると思うので、気になった方はぜひやってみてください!

それでは、また。