令和6年も1月があっという間に過ぎて2月となり、冬キャンプを楽しめる時期もだんだんと終わりが近づいてきました。
冬キャンプを存分に楽しみたい!!
冬キャンプを手軽に楽しむためには、電源付きサイトがあったり蛇口からお湯が出たりすると嬉しいですよね!
そんな冬キャンプに嬉しい設備を備えるのが、令和5年7月にオープンしたばかりの「朝霧Camp Base そらいろ」。
現地へ行けば、富士山を望む広大なサイトがキャンパーたちを迎えます。
「朝霧Camp Base そらいろ」で冬キャンプを満喫してきたのでレビューしていきます!
この記事を見た方が、「私も行ってみたい!」「今度行ってみようかな」と思っていただければ幸いです。
1 朝霧Camp Base そらいろ 静岡県富士宮市

基本情報
住所 | 静岡県富士宮市麓624ー7 |
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電話番号 | 0544-21-3955 |
営業時間 | 通年営業 |
受付時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | なし |
チェックイン | 10:00
GW・年末年始等の長期休み祝日が絡む3連休:12:00 区画サイト(常時):12:00 |
チェックアウト | 14:00
GW・年末年始等の長期休み祝日が絡む3連休:11:00 区画サイト(常時):11:00 |
標高 | 800m |
施設タイプ | フリーサイト(電源サイトは区画サイト) |
テントサイトの地面 | 芝 |
設備 | シャワー(ドライヤーなし)、ゴミ捨て場、灰捨て場、ウォシュレット付きトイレ、売店・自動販売機、炊事棟、給湯、AC電源、バリアフリー |
薪・炭 | 針葉樹(大)900円、針葉樹(小)800円、広葉樹950円
炭:販売なし |
ゴミ | ゴミ捨て場あり(ゴミ袋有料)または持ち帰り |
決済方法 | 現金、クレジットカード、電子マネー(交通系IC・ID・Quickpay)、Paypay |
周辺環境 | コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート):車3〜5分
まかいの牧場:車5分 温泉(風の湯):車13分 |
サイト料金

「朝霧Camp Base そらいろ」のテントサイトは、4つのフリーサイトで構成されたキャンプ場です。
4つのフリーサイトには、それぞれコンセプトがあり、コンセプトに合わせてキャンプサイトを選ぶのがおすすめです。
基本的にどのサイトからも富士山が見えますが、場所によっては木とかぶっている箇所もあります。
まったりサイト


管理棟から一番近いサイトで、常設の大きな焚き火台も完備されています。

管理棟が近い安心感に包まれながら「まったり」と過ごすことができます。
管理管理棟にある売店でお買い物をするのにも、サイトから近くて便利です。
ゆったりサイト

4つのフリーサイトの中で最も敷地が広いサイトです。
ファミリーキャンプや愛犬をお連れのキャンパーにおすすめのサイトです。
家族、友人と「ゆったり」と楽しむことができます。
ゆったりサイトを貸し切って使用することもできるみたいです。
(大人数でゆったりサイトを貸し切っていました。)

どっぷりサイト

もともと野球場であったため、形が特徴的なサイトです。

どの位置からも富士山を眺めることができます。

富士山の魅力に「どっぷり」浸りながらキャンプを楽しんじゃいましょう。

しっぽりサイト

富士山と毛無山の眺めを楽しむことができる大自然に囲まれたサイトです。

朝霧Camp Base そらいろの先端にあり、静かな空間で「しっぽり」と時間を過ごすことができます。
ソロキャンパーやご夫婦などにおすすめのフリーサイトです。
フリーサイト宿泊料 | 1人1泊あたり |
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大人 | 2,200円 |
中人(高校生) | 1,100円 |
子ども(中学生以下) | 無料 |
ペット | 無料 |
フリーサイト乗り入れ料 | 1台1泊あたり |
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普通車 | 2,200円 |
キャンピングカー等 | 4,400円 |
バイク | 1,100円 |
自転車 | 550円 |
※1予約につき、車両1台までの予約です。複数台を予約する場合は、個別に予約する必要があります。
※車両1台につきテント・タープは各1張りまでです。
大人2人・普通自動車で一泊した場合
フリーサイト料金(大人1人込み)2,200円+大人1人分料金2,200円+普通車料金、2,200円=6,600円
となります。
予約方法
予約方法は、予約サイト「なっぷ」からとなります。
筆者は、予約したつもりで現地に行きましたが、実際は予約できておらずすごい焦りました。(そもそも予約していなかった)
受付でスタッフの方に、「〇〇様ですね・・・予約、入っていないですね。。。」と言われました。
たまたまサイトに空きがあったので、利用することができましたが笑
当日も空いている可能性はあるので、問い合わせて確認してみてもいいかもしれません。
受付方法
受付は管理棟で済ませます。


キャンプ場の入口を入って左側の建物です。
受付で、書類に必要事項を記入し、スタッフからキャンプ場の利用上の注意点などの説明を受けます。
ゴミを捨てていく場合は、必要事項を記入する書類に、ゴミ袋の必要枚数を記入しましょう。
ゴミを持ち帰る場合は、特に記入する必要はありません。
受付を済ませると利用証(のようなもの)を渡されるので、車のダッシュボードの見える位置に置いておきましょう。

駐車場
「朝霧Camp Base そらいろ」の入口を入ると右手に「従業員駐車場」、左手に「管理棟」が見えます。


「従業員駐車場」をスルーして進むと、「お客様駐車場」が右手にあるので、受付時はここに車を停めて管理棟で受付をしましょう。
受付を済ませたら、予約したフリーサイトへ向かいましょう。
フリーサイトは車の乗り入れが可能なので、好きな場所に車を停められます。

サイトの中を通行するので、くれぐれも安全運転で!!
2 朝霧Camp Base そらいろの特徴と魅力
富士山を眺めながらキャンプを楽しめる

せっかく富士山の近くでキャンプするんだから富士山を眺めながら楽しみたいところ。
「朝霧Camp Base そらいろ」のフリーサイトは4つありますが、基本的にどこのサイトからでも、富士山を眺めることができます。
ただし、各サイトの場所によっては、サイトの木と富士山がかぶって見えにくくなる場所もあります。
テントを張るときは、富士山の見え方も意識するとよいでしょう。
富士山が見える場所は早めに埋まってしまうこともあるので、早めにチェックインすると確実です。
トイレ・シャワーが清潔で安心
トイレやシャワーが清潔なのは、キャンパーとしては嬉しいですよね!


トイレはウォシュレット付きで温便座なので、便座に座った時に「つめたっ!」となることはありません。

シャワースペースは、男女で分かれているので防犯上も安心です。

男女とも3室ずつ完備されていて清掃も行き届いていました。




しかもシャワーは無料で使えるんです!汗をかきやすいお子様づれのキャンパーさんは助かりますね。
ただ、ドライヤーがないので、髪を乾かす場合はドライヤーを持参する必要がありそうです。
蛇口からお湯が出るので冬でもあったか

筆者の中で、冬キャンプで一番嬉しいのが、お湯が出ること!
面倒な洗い物もお湯が出るならなんだかやりたくなってくる不思議。
どこのキャンプ場でも、翌日のために「洗い物しなきゃ、、」と思うんですが、水しか出ないと洗い物する気が失せてしまう。。
でもここは、お湯が出るので、洗い物が苦じゃないんですよね^ ^
顔を洗うときも、冷たい思いをしなくて済むのでありがたい!


注意事項も書いているのでしっかり守って気持ちよく使いましょう。
ちなみに「朝霧Camp Baseそらいろ」のお湯は、けっこう熱めなので気をつけてください笑
チェックインからチェックアウトまでの時間が長い
朝霧Camp Base そらいろの通常時は、チェックイン10:00〜、チェックアウト〜14:00なので、長時間滞在することができます。
GW等の繁忙期でも、チェックイン12:00〜、チェックアウト〜11:00となっています。
チェックイン13:00〜、チェックアウト〜10:00というキャンプ場が多い中で、これだけ時間に余裕があるのはうれしいポイント。
片づけに準備がかかるファミリーキャンパーや朝コーヒーを飲んでゆっくり焚き火を楽しみたいキャンパーさんにはうってつけ!
気づいたらチェックアウトまであと1時間ということも頻繁にある筆者。
ここなら焦ることなくゆっくり過ごせて、キャンプを長時間楽しめます。
地元のクラフトビールを楽しめる
静岡県富士宮市の柚野(ゆの)に、農家と猟師が始めたクラフトビールの醸造所があります。
「フジヤマハンターズビール(FUJIYAMA HUNTER’S BEER)」です。
富士山から湧き出た天然水や柚野の里山から採れる自然の恵みを生かしたローカルビールを作っています。
そんなフジヤマハンターズビールのクラフトビールが「朝霧Camp Base そらいろ」の売店で販売しているんです!
ビール好きは飲まないわけにはいきません!!
富士宮市ならではの「富士宮焼きそばジンジャーIPA YAKISOBA GINGER IPA」という変わったネーミングのクラフトビールも販売されていました。

筆者が購入したのは、季節限定の「ジャンボ落花生アンバーラガー」というクラフトビール。
ほのかに香る落花生の香りが新鮮で、ごくごくいけちゃいました。
パッケージのデザインがどれも可愛いのでついつい全部買いたくなってしまいます(^ ^)
全部で5種類程度販売されているので、気になった方はぜひご賞味あれ!
自分の好きなサイトを見つけよう!
「朝霧Camp Base そらいろ」は自分の好きなサイトを見つけるのも魅力の一つです。
「今日はまったりサイトだったから、次はゆったりサイトにしよう!」といった楽しみ方ができるのいいですね。
サイトごとに違った魅力を発見できるので、何回もリピートしたくなってしまいます!
(筆者は3回利用しています。ちなみに全部まったりサイトです(^ ^))
3 朝霧Camp Base そらいろの利用上の注意点
ゴミの分別・回収について
キャンプででたゴミは、回収してもらうか持ち帰るかのどちらかとなります。
回収してもらう(ゴミ捨て場に捨てる)場合は、ゴミ袋の購入が必要です。
また、種類ごとにしっかりと分別する必要があるので、ゴミの種類ごとにゴミ袋を購入しなければいけません。

ゴミ袋必要 | 燃えるゴミ:生ごみ、紙くず、布切れ、プラスチック類、革製品、ゴム製品、おむつ
ペットボトル:つぶした空のペットボトル(キャップとラベルは燃えるゴミ) 缶:アルミ缶、スチール缶 |
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ゴミ袋不要 | 燃えないゴミ:金属類、アルミ類、セトモノ、焼き網
ビン:中身が空のビン類(ゴミステーション内の黒いカゴへ) 資源ごみ:折りたたんだ段ボール 灰・炭:燃え残った灰や小さい炭 ガス缶:ガスカートリッジ、スプレー缶、ガソリン缶(ゴミステーションの黒いカゴへ)※穴は開けなくてOK |
回収できないゴミ | 乾電池、アウトドア用品、粗大ゴミ、電化製品、ルールを守れていないゴミ |
上記のように分別の仕方が細かく決まっているので、しっかり守りましょう!
例)燃えるゴミ用で袋1枚・ペットボトル用で袋1枚→計2枚必要になります。
灰の処理について
灰捨て場はゴミ捨て場と一緒に設置されていますが、火消し用の水も一緒に置いてあります。



灰を捨てる際は、しっかり水で消火しましょう。
キャンプ場までの道路について
キャンプ場までの道路(国道139号線からキャンプ場方面に曲がった道)に徐行区間があります。


馬屋の前の道路が徐行区間になっており徐行の標識があるので、しっかり徐行して通行するようにしましょう。
また、徐行区間を過ぎると舗装されていない道を通行します。ガタガタ揺れるので減速して通行した方が良さそうです。


4 朝霧Camp Base そらいろで知っておくとよいこと
買い物は近くのコンビニが便利
キャンプ場から車で数分のところにコンビニがあります。
筆者はセブンイレブン富士宮朝霧高原店に立ち寄りました。
キャンプ場がたくさんある地域なだけあって、薪や炭などキャンプに必要なものがたくさん売っていました。







万が一何か忘れ物をした場合は、コンビニでひと通り調達できそうなので安心です。
また、フジヤマハンターズビールのクラフトビールもキャンプ場ほどではないですが置いてありました。
筆者は、キャンプ場でビールを購入しましたが、コンビニの方が少し安かった、、、
香りがする
なんの臭いかは割らないですが。
キャンプ場から牧場や馬小屋が近いせいなのか、牧場特有の香り(匂い)がします。
だんだん慣れてはきますが、最初は気になってしまう方もいるかもしれません。
筆者は、何回行っても気になります笑
ただその度に「でた〜。この匂い!笑」ってなってます。
5 まとめ

「富士山を存分に楽しみたい!」という方に「朝霧Camp Base そらいろ」はぴったりのキャンプ場です。
4つのフリーサイトから好みのサイトを選べるので、ソロや家族、グループまでいろんなキャンパーさんたちが満足できるキャンプ場になっています。
清潔感溢れる設備も魅力です!
ぜひ、行ってみてください!きっとリピートしたくなりますよ!
それでは、また。